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    かっちゃん(KATH-TOR)のモノローグ

    KATH-TOR's ONLINE

    02
    2010  15:56:20

    【リレー小説ネタ】逃亡者

    FC2ブログコミュニティに、「プリウスオンライン」のコミュニティがあるってのは以前のお話。

    そこで、「リレー小説ってどう?」てな話を自分が立てたんですが。
    テストで試しに始めたら?ってことで、コミュニティにトピ立てして書き込んだのに…


    ちゃんと投稿できなくって記事は電子の海のどこかへ…うあ゙ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゙ぁあぁ゙ああぁぁうあ゙ぁあ゙ぁぁ


    ってことで、なんとか思い出しながら書きました。
    こういう文章書くの初めてなので、どんな風に読まれるのかドキドキです。

    では、どうぞ。


    逃亡者

    凍てつく大地。
    降り積もった雪は堅く凍り、戦闘用ブーツ越しにも足をしびれさせる。
    男は足取り重く、目的の地を目指し歩いていた。
    道中の強力なベスティアとの戦闘の為か、鎧は酷く傷つき、彼の歩いた後に沿って、赤いモノが点々と続いていた。

    男の背には、何者かが背負われていた。
    毛布にくるまれ、呼吸は荒く、毛布から覗く手足は色白で、女性であることを表していた。




    ビュゥゥゥゥー
    一陣の冷たい風が男を押しとどめるように正面から吹き付けた。
    すると、彼の足跡に沿う赤いモノが、風に舞い上がった。
    赤いモノは、男の血ではなく、赤い花びら。

    彼の背にいる女性の手足から、まるで血が滴るように落ちていく花びら。
    彼女は「開花の熱病」に冒されたアイン。
    それは死に至る病。

    男は彼女の父であった。
    成人のため、なによりセレブルミの選択を得るため、娘には厳しい特訓を与えていた。
    男とその妻は強靱なアインであった。
    しかし、強靱な両親をもつアインが、必ずしもセレブルミの選択を受けられるとは限らない。
    このことを、実の娘によって思い知ることとなった。




    かつて、今は”堕落の祭壇”と呼ばれる場所で、ある儀式が行われたという。
    「セレブルミを取り込むことなく開花の熱病を乗り越える儀式だった」という噂もあった。

    「娘をなんとしても生かしたい」
    男は噂に賭けることにした。

    この動きを察した警備隊が彼に詰め寄った。
    彼は警備隊を倒し、そのまま娘と共に出奔した。

    もうイントラルックスには戻れない。




    彼が目指したのは、「絶滅の軍団要塞」
    アインで構成されるトレイターの軍団が常駐する基地。
    あるアインに会うために。
    かつて、「堕落の祭壇」で何かを行った男、アクレンシスに。

    絶滅の軍団要塞に着いた彼に、警備の者達が襲いかかってきた。
    彼は娘をかばいながら、襲いかかる者達を屠っていく。
    そして、ようやく隊長らしきアインにたどり着いた。

    彼はその隊長を知っていた。
    隊長も、彼の顔を覚えていた。
    かつての大戦で、彼は多くの絶滅の軍団員を倒した仇敵であった。

    彼は隊長に言った。
    「娘の命を救って欲しい」
    「代わりに自分の命を捧げよう」




    男は案内の者に従い転送ゲートを抜けた。
    見知らぬ巨大な神殿のような建物。
    その中心に居た。

    絶滅の軍団・軍団長アクレンシス。

    既に事情はアクレンシスに伝わっていたようだ。
    「良く来た同志よ。君を歓迎する。」
    「時間がないのだろう、娘を祭壇中央へ。」

    娘を祭壇中央部へ横たえるとすぐに、数人の神官が祭壇を取り囲んだ。

    「いったい、何の儀式をするんだ? 娘は助かるのか?」

    アクレンシスは答える。
    「確実に”開花の熱病”を乗り越えるための方法は、残念ながらまだ確立されていない」
    「儀式が成功するか失敗するか、それは分からない」
    「可能性のある方法を、今も研究中だ。君の娘にも協力して貰う」
    「そのまま確実に死へ向かうより、よほど希望があると思わないか?」




    娘に施される儀式は、最近編み出された方法らしい。
    実施された回数はまだ少ないが、既に何人かが成功して成人を迎えたらしい。

    魔神アクウェイン。
    かつて創世戦争にて、女神アイラに従いプリウス星を蹂躙し、フウルが命と引き替えに封印した魔神のひとつ。
    アクウェインは水を司る。
    儀式により、アクウェインの力の宿る水を凝縮し、娘の体内に注入することで、”開花の熱病”の因子を押さえ込むらしい。

    儀式が執り行われ、無事、彼の娘は”開花の熱病”を乗り越えた。
    安堵する男に神官は言う。


    彼女は命を長らえる代償として、魔神アクウェインの影響を強く受けることとなる。
    水の魔神の力を得ることで、血液の浄化・凝固などの術を使うことが出来る。回復に使うことも、敵を傷つけるためにも。
    アクウェインの影響の強い場所で、さらなる力を発揮することが出来る。
    しかし、影響が強すぎると、力の暴走、果ては異形化(ロストアドベンターのように)する危険がある。




    何はともあれ、娘は生きる力を得た。
    引き替えに、男は自らの命をアクレンシスに託した。

    アクレンシスは言う。
    「レグノス再臨会、いや、我ら絶滅の軍団の為に、命を使わせて貰おう」

    そして男は有力トレイターの一人として、アドベンターの敵となった。


    続きは有門ゆらさんの記事にてどうぞ。
    【リレー小説】逃亡者 第2回
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    6 Comments

    aia aka Moulin`Rouge  

    ォォオオー!!ヽ(゚д゚ヽ)(ノ゚д゚)ノ オオォォー!!

    すごい・・・
    すごい想像しながら読む事ができました///
    トレイターとなってしまった父は
    今後どうなってしまうのだろう・・・
    娘は事実を知る日がくるのか・・・

    これがどんな風に展開していくのか凄く楽しみ

    2010/11/02 (Tue) 16:03 | EDIT | REPLY |   

    かっちゃん(KATH-TOR)  

    娘は

    >むーらんさん

    早速感想ありがとね。

    > 娘は事実を知る日がくるのか・・・

    娘は成人間近(たぶん15歳くらい?)だろうから、それなりに理解しちゃうでしょうね。
    それまでイントラルックス(というかアドベンター側)の知識・教育と、相反するレグノス再臨会での生活、非常に混乱するでしょうね。
    レグノス再臨会で何を見るのか、その後、どのような選択をするのか、色々想像出来る余地作ったと思うのですが、果たして…

    2010/11/03 (Wed) 10:00 | EDIT | REPLY |   

    有門ゆら  

    妄想が、妄想がぁぁぁぁっ

    おおお~・・・
    始まりましたね~リレー小説♪
    アクェインからの力を得たアインっ娘・・・!
    まさかの設定で、脳内に色んな刺激が巡っておりますっ

    レグノス再臨会がどういう組織なのかという解釈も
    人それぞれあるでしょうし、お話がどんな方向に進んでいくか、楽しみですっ。

    2010/11/03 (Wed) 19:02 | EDIT | REPLY |   

    かっちゃん(KATH-TOR)  

    待ってました

    >ゆらさん

    まずはお一人反応、お待ちしてました。
    おそらく、お二人が一番刺激されるであろうネタに持って行ったつもりですが、いかがでしょう。
    プリウスのゲーム内で説明のない部分、知らない部分は、好き放題弄らせていただこうではありませんか。


    > レグノス再臨会がどういう組織なのかという解釈も
    > 人それぞれあるでしょうし、お話がどんな方向に進んでいくか、楽しみですっ。

    ですね。
    トレイターといわれても、各種族+下等種族と、むしろアドベンター側よりも賑やかなはずですし。

    ゆらさんには、もうしばらく妄想を貯めておいていただいて、書くのはしばらく待っていただけますか?
    ひとまずサキさんの反応待ちということで。

    2010/11/03 (Wed) 20:19 | EDIT | REPLY |   

    かっちゃん(KATH-TOR)  

    ゆらさんへ

    色々妄想ふくらみました?
    あまり時間置きすぎると、妄想もしぼんでしまうので、そろそろ書きはじめてもらおうかしら?

    サキさんお忙しいみたいで反応ないので、そちらへはまた別途必要が有れば、別のお題でも出しましょうかね。

    よろしくお願いしますー。

    2010/11/07 (Sun) 12:56 | EDIT | REPLY |   

    有門ゆら  

    らじゃです~♪
    続きはいただいたっ!
    |彡シュタッ

    2010/11/07 (Sun) 23:14 | EDIT | REPLY |   

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