【リレー小説ネタ】破壊王と呼ばれるまで

2011年02月04日
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PRIUS ONLINE 妄想・空想
リレー小説の筈が、後が続かない…

仕方ないので、自分で書く。

第2話書いていただいた有門ゆらさんの記事に登場したロンマスくんのお話です。




破壊王と呼ばれるまで

うちの親父は鍛冶屋だ。
といっても、自分の店構えてるわけでもなく、店構えてる名のある鍛冶屋から仕事分けて貰ったり、そういった下請けの鍛冶屋だ。
オレは、物心付いたときから親父の手伝いばかりさせられてた。
薪を集めたり、炭の買い出しいったり、水くみやったり…
まぁ、そういう下っ端の手伝いなわけだ。

でも、ロン・マスに生まれたからには、英雄ディンケルや名だたる戦士に憧れたりするわけで。

で、親父に言ったのさ。

「オレは戦士になりたいんだ!」

思いっきりどつかれて、家の壁にめり込んだね。
親父はあくまでも、鍛冶仕事を継がせるつもりらしい。

日を置いて、何度か同じように言ってみたんだが、殴られたり無視されたり。
まったく聞いてくれなかった。

ある日、同じようにぶん殴られて壊れた壁の後始末をした後、奥の間に飾ってあった親父自慢の逸品のナックルを勝手に持ち出してやったんだ。

ペラセントラムの崖で、そのナックル付けて思いっきり殴りまくったんだ。
しかしまー、このナックルが頑丈なこと。さすが親父の逸品だけある。
でも、めちゃくちゃ悔しかったんだよな。

で、毎度毎度、鍛冶仕事の終わった夜に、勝手にナックル持ち出しては、崖を殴る日々。
親父自慢のナックルぶち壊すことで、親父の鼻をあかしてやろうってね。

ある時、ようやくナックルの爪が折れやがった。
やったぜっ!!!って思ったね。
で、ぼろぼろになったナックルを元の場所にそっと置いておいたのさ。

しばらくして親父がナックルの異常に気がついて、オレに言ってきたのさ。
「これはお前がやったのか」

うなずく途中で、そのナックルを顔面に投げつけて来やがった。
いっってぇぇぇ!!!!ってもんじゃないね。そのまま昏倒しちまったわ。

その翌日から数日、作業場にこもったまま出てこなかった。
ようやく出てきたと思ったら、その手には新しいナックルが。
明らかに以前のものと輝きの違うナックルに、思わず見とれてしまったぜ。

そして、その日から親父との静かな戦いが始まった。
仕事の後、オレはナックルをぶち壊すために山へ川へ、時にはギモラの城砦へと。
武器の傷が増える以上に、オレの体にも傷が増えていったな。
そしてようやくナックルが壊れた頃に、なんと親父は次の新たな、そして強靱なナックルを用意していた…

こんな繰り返しをしているうちに、いつの間にかオレは並の戦士と同じように扱われるようになっていた。
そして親父の作る武器の評判が上がり、なんと指名で武器制作の依頼が来るほどになってきたらしい。
資金も増えてきたらしく、独立して新しい工房を構えるような話をしていたな。

今では、親父と不思議な関係になってる。
ライバルっていうのかな。
オレは親父の作る新武器を壊すくらい激しく戦う。
親父は、オレがどんな戦い方をしても壊れないような武器を作る。

今はまだ決着は付いていない。
いつかロンマスの破壊王と呼ばれるまで…
オレと親父の戦いはまだ始まったばかりだ。
かっちゃん
Posted by かっちゃん
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Comments 2

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有門ゆら  

遅ればせながら・・・

やっとじっくり読むことができましたぁ。

ロンマス青年、お父さんにこき使われながら
反抗期を向かえてる様子がイイb
いいおとうちゃんだなぁ・・・♪

殴られたときに壊れた壁を直してる様子が
ああ、なんかロン・マスの親子っ! みたいな

実は、こき使われるロン・マスって似合うって思ってたので
非常に楽しんで読ませていただきましたっ

しばらくまって、書き手いないようなら
続きいただきますっ

2011/02/08 (Tue) 04:09

かっちゃん(KATH-TOR)  

Re: 遅ればせながら・・・

>ゆらさん

いつもありがとです。
ロンマスも、結構親子の情って、すっごい深いというイメージあって、そういうのから今回のお話作ってみました。
ロンマス=戦士ってだけじゃなくて、ホントは我が子が戦士として傷ついたりするのが嫌な父親ロンマスも居るんじゃないかな、って。

だけど、愛情表現は拳で、ってイメージから抜けられませんでしたw

もし続き書かれるようでしたら、楽しみにしてます。

2011/02/08 (Tue) 16:22

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